NEWSお知らせ

能代港洋上風力発電所における漏油発生の原因について

既に公表させて頂きました通り、今月、弊社能代港洋上風力発電所において、同じ風車で2回の漏油が発生しました。
 
ご関係の方々、近隣の方々には多大なるご心配、ご迷惑をお掛けすることとなり、心よりお詫び申し上げます。
 
弊社では既に漏油発生箇所の復旧を完了しております。原因究明並びに再発防止策策定の完了までには諸手続の関係で時間を要しますが、漏油発生の原因が概ね判明しましたので、以下お知らせします。
 
●9/11(月)発生事案
風車メンテナンスを担当するべスタス・ジャパン社作業員が増速機内のオイルセンサー点検時に、誤った操作によりセンサー接続部を破損したことが原因となります。同破損箇所から漏油が発生したため、同作業員がナセル内で漏れたオイルの回収にあたりましたが、その一部がナセル外に漏れ出しました。

●9/23(土)発生事案
上記事案の破損箇所の復旧前にべスタス・ジャパン社が同社遠隔システムの操作内容を誤り、オイルポンプを再稼働させてしまい増速機内にオイルが送られたことが原因となります。同破損箇所から漏油が発生し、その一部がナセル外に漏れ出しました。

弊社としては、かかる人為的ミスを二度と発生させないよう風車メンテナンス業務を担うべスタス・ジャパン社に対し従業員教育の徹底並びに現場作業管理・風車監視の体制強化を厳しく指示するとともに、事業者としての運営管理体制の更なる強化を図ります。
 
弊社は、地元地域社会との協調の下、長期に亘り安定的な事業運営をすべく引続き全力で取り組んで参ります。