MESSAGE
代表メッセージ

秋田洋上風力発電株式会社 代表取締役社長 岡垣 啓司

確かな
未来に向けてfor the future

皆さん、地球温暖化という言葉を耳にしたことがありませんか。

これは、気候変動問題と言われ、大気中の二酸化炭素等の温室効果ガスの増加により、地球の温度上昇や海水面の上昇、異常気象、熱帯地域での病気の拡散等、様々な影響をもたらすもので、私たちのエネルギー利用と深く関係しているのです。

普段私たちが何気なく使っている電気は、その大半が作られる過程で天然ガスや石炭等の化石燃料を燃焼させ二酸化炭素を発生しています。従い、そのエネルギー源を再生可能エネルギーに転換することにより、二酸化炭素の発生を抑制する努力が強く求められています。

世界が再生可能エネルギー導入拡大を積極的に進める中、我が国においても、「2050年カーボンニュートラル」実現に向け、化石エネルギー中心の産業構造・社会構造をクリーンエネルギー中心へ転換する「グリーントランスフォーメーション(GX)」を加速させています。「第6次エネルギー基本計画」(2021年10月閣議決定)では、2030年度の再生可能エネルギー比率(発電電力量ベース)を現在よりほぼ倍増の36~38%と設定しており、具体策の実行が求められています。

洋上風力発電は、再生可能エネルギーの主力電源化に向けた切り札として大きな期待を受けています。「洋上風力産業ビジョン」(2020年12月政府発表)では、2040年に3,000万~4,500万kWとする野心的な導入目標が掲げられています。経済産業省及び国土交通省は、一般海域において着々と案件形成を進めています。今後は、現在主流の着床式に加え、浮体式の本格的導入も目標達成には欠かせないでしょう。

我が社が取り組む「秋田港及び能代港における洋上風力発電プロジェクト」は、我が国初の商業ベースでの大型洋上風力発電事業であり、2023年1月に全面的な商業運転を開始しました。発電容量140MW(メガワット)よりの発電量は、一般家庭約13万世帯の消費電力量に相当します。

我が社は、この我が国初の試みを、地元秋田の多くの関係者との協力の下、共存共栄を図り、我が国における今後の洋上風力の導入拡大に繋げていくことを目指しています。このような一つ一つの取り組みを地球規模で拡大していかなければ、持続可能な社会の実現はできません。

かけがえのない地球を守るため、そして私たちの未来を確かなものにするため、一人一人が行動していくことが求められているのです。

代表取締役社長 岡垣 啓司

経歴

1993年丸紅入社。以後、一貫して電力分野に携わり、国内外で幅広く電力事業を経験。
2011年に英国で丸紅が日本企業として初めて洋上風力発電事業に参入した際、現地でプロジェクトマネージャーとして従事。
国内電力プロジェクト部副部長などを経て、2020年3月より現職。